【セブン&アイ】営業利益予想を260億円引き下げ、17年2月期

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 セブン&アイ・ホールディングスは9月30日、2017年2月期の連結営業利益予想を従来から260億円引き下げ、前期比0.2%増の3530億円とすると発表した。

 イトーヨーカ堂が在庫削減のために下期に衣料品を中心に値下げ販売を行うことで売上総利益が110億円低下する。こうしたことから、スーパーストア事業の営業利益は115億円と従来予想を138億円下回る見通し。

 主力のコンビニエンスストア事業も円高で北米コンビニ事業の利益が目減りし、営業利益は従来予想より64億円少ない3090億円を見込む。衣料品の販売不振が続く百貨店事業の営業利益は、従来予想を42億円下回る40億円にとどまる見通しだ。

 また、ヨーカ堂とそごう・西武の事業構造改革のために店舗の減損損失など606億円を特別損失に計上することで、純利益は前年実績から半減し、800億円となりそう。従来は前期比6.9%増の1720億円を予想していたが、一転減益となる。

 特別損失の内訳は、店舗の減損がヨーカ堂で150億円、そごう・西武で122億円。そのほか、そごう・西武ののれんの減損で334億円を計上する。

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