【ジョイフル本田】野生動物の違法販売で社員3人が逮捕
ホームセンターのジョイフル本田(茨城県土浦市)は6月17日、国際希少野生動物に指定されている野鳥を登録なしで販売した「種の保存法」違反容疑で、社員3人が15日に逮捕されたと発表した。
ワシントン条約で取引が制限されているオウムの一種、オオバタン、コバタン各1羽を仕入れ、同社の店舗「ペットセンター守谷」(茨城県守谷市)に陳列、そのうちオオバタン1羽を販売したが、国際希少野生動物登録票の交付を受けていなかった。
同社は3月1日に警察による立入調査を受け、調査に全面的に協力するとともに、再発防止の対策を進めてきたという。発注時に法律に抵触する生体かどうかを確認できるシステムを構築、6月12日から運用を始めた。このほか、コンプライアンスの強化などにより再発防止に努めるとしている。