【ジョイフル本田】香港の投資ファンドが筆頭株主に、三菱商事系が保有株売却
ホームセンターのジョイフル本田(茨城県土浦市)は3月18日、香港の投資ファンド、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジアが31日付けで筆頭株主になると発表した。
同社の発行済み株式の31.42%(議決権ベース)を保有する三菱商事系の投資ファンド、丸の内キャピタルが全持ち株を約389億円でベアリング社が組成した投資会社に売却する。
ジョイフル本田は2009年に丸の内キャピタルと資本業務提携を結び、14年に東京証券取引所第1部に上場した。11年に就任した矢ケ﨑健一郎社長は三菱商事出身。
ジョイフル本田は関東圏で大型のホームセンター15店舗を展開しており、16年6月期の連結業績は売上高が前期比0.9%増の1638億円、営業利益は7.5%増の73億円を見込む。