イオンは２月12日、2016年２月期の連結営業利益が、前期比13.9％増の1610億円になる見通しだと発表した。従来予想に比べて140億円の下方修正となる。
グループの地域食品スーパー各社やドラッグ・ファーマシー事業は好調で、売上高に当たる連結営業収益は従来予想を1000億円上回る８兆1000億円（前期比14.4％増）となりそうだが、GMS（総合スーパー）事業や国際事業の利益計画下振れが影響する。
また、ダイエーの店舗再編に伴う費用などを特別損失として計上するため純利益は従来予想を375億円下回る50億円（前期比88.1％減）にとどまりそうだ。