クスリのアオキ(石川県白山市)は2月3日、群馬県伊勢崎市に「伊勢崎富塚店」を開業、店舗数が計300店に到達した。同社は1986年、金沢市に1号店を出店しており、30年目での300店舗達成となる。
北陸最大手のドラッグストアである同社だが、近年は他のエリアにも展開を広げると共に、出店速度を加速させている。2015年5月期は40店舗を新規開業したが、今期はそれを上回る52店舗を新設する計画だ。
同社では調剤薬局併設型の店舗を増やしており、半数強の156店舗が調剤薬局を併設している。また、食品の品揃えを充実させることで、売上高アップにつなげている。
売り上げが好調なことから昨年12月には16年5月期業績予想の上方修正を発表。売上高は前期比21.5%増の1640億円、営業利益は12.1%増の87億1900万円を見込んでいる。