イオンリテール、新潟の清水商事を吸収合併 食品スーパー15店舗運営
イオンリテールは、子会社の清水商事(新潟市)を吸収合併する。清水商事はイオンリテールの子会社で、新潟市内で食品スーパー「清水フードセンター」15店舗を運営している。
2023年3月1日に吸収合併する。イオンリテールは2015年、清水商事を子会社化した。新潟県内のイオンリテールの店舗で、清水商事の工場で作った総菜を販売する一方、清水商事はイオンのプライベートブランド「トップバリュ」、電子マネー「WAON(ワオン)」を導入するなど、連携を図ってきた。
原材料価格の高騰など経営環境が急激に変化していることもあり、合併による経営体制の一本化で業務の効率化やスケールメリットの拡大につなげる。清水商事の営業収益は2022年2月期で140億円だった。
イオンリテールは新潟県内で総合スーパー14店舗、食品スーパー13店舗を運営している。