クスリのアオキ、今期営業利益予想を87億円に上方修正、一転増益に
ドラッグストアのクスリのアオキ(石川県白山市)は12月7日、2016年5月期の営業利益が前期比12.1%増の87億1900万円になりそうだと発表した。従来予想は2.4%減の75億9000万円だったが、一転して増益となる。
食品と調剤を中心として既存店売上高が当初計画を上回って推移しているため。粗利益率の高い調剤が伸びていることと人件費を中心に販売管理費をコントロールしたことも利益増に貢献した。売上高は21.5%増の1640億円と従来予想を40億円上回りそうだ。
15年6~11月期の既存店売上高は2ケタの伸びとなった。同社は北陸や信越地方を中心に293店舗を展開、うち152店舗が調剤薬局併設型となっている(11月20日現在)。