イオン傘下のイオンリテールは12月4日、仙台市に都市型の小型食品スーパー「イオン仙台富沢店」を出店する。総合スーパーの運営が主体の同社としては初の業態で、売り場面積は約840平方メートル。
野菜は仙台農業協同組合(JA仙台)青年部に所属する生産者グループが店舗3キロメートル圏から直送するなど、鮮度の高い商品を揃える。総菜部門では小容量の弁当の品揃えを充実させたり、商品のカロリーを表示したりするなど健康意識の高い消費者ニーズに応える。
同店はグループのイオンタウンが開発した近隣型ショッピングセンター(NSC)「イオンタウン仙台富沢」の核店舗として出店する。同SCは仙台市営地下鉄南北線・富沢駅前に立地、仙台駅までは電車で12分と仙台都心へのアクセスがいい。
SCの総賃貸面積は1970平方メートルで、クリーニングや保険ショップ、美容院などサービス系のテナントを中心に14店舗が入る。