【イオン】 営業利益は18.3%減の1400億円、15年2月期
イオンは3月23日、2015年2月期の連結業績予想を引き下げた。営業利益は前期比18.3%減の1400億円、純利益は23.2%減の350億円とした。従来予想では営業利益は2000億~2100億円、純利益は480億円といずれも増益を見込んでいたが、一転減益となる。
売上高に当たる営業収益は前期比9.5%増の7兆円と従来予想を据え置いた。
イオンリテールやダイエーなどのGMS(総合スーパー)事業、食品スーパーやディスカウントストアなどのSM・DS・小型店事業が苦戦したのが主な要因。イオンリテールやダイエーでは消費増税後の客足の落ち込みや夏場の天候不順などから衣料品、食品を中心に売上高、粗利高とも計画を下回った。
イオンが1月に発表した15年2月期第3四半期累計(14年3月~11月)の連結業績は、営業利益が前年同期比47.9%減の493億円にとどまっていたが、通期の業績予想については据え置いていた。