イオンは3月1日、小型ディスカウントストア(DS)「アコレ」と生活雑貨専門店「R.O.U」を主力事業会社イオンリテールから分社化し、独立した事業会社として運営を始めた。
アコレは2008年から出店を始めた都市型のDSで、店舗面積は85~150坪(約280~500平方メートル)。2月末現在で東京、埼玉、千葉の1都2県で117店舗を展開している。分社化により経営の機動性を高め、18年度(19年2月期)末までに400店舗体制を目指す。
一方、R.O.Uは10年にイオンリテールが運営する雑貨専門店として誕生、文具や美容関連商品、バラエティ雑貨、家庭用品などを取り揃える。これまでイオンのショッピングセンター(SC)を中心に700~2000平方メートルの規模で展開してきたが、今後は100~200平方メートルの都市部向け小型店を加え、出店を加速する。グループ外のSCへの出店も視野に現在の13店舗を18年度で100店舗にまで増やす計画だ。