【ビームス】RFIDタグ使って在庫情報や着こなし例をタブレットに表示
セレクトショップ大手のビームスは11月18日、RFID(無線自動認識)タグを使った新たな顧客サービスの実証実験を富士通と共同で始めた。
RFIDタグが付いた洋服を専用什器のハンガー掛けに掛けると、組み込まれたRFIDリーダーが商品を認識、在庫情報やコーディネート例がタブレットの画面に表示される。今回の実証実験で対象とするのは、サイズや色の種類が多い子供服。千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO-BAY」に出店しているファミリー向け業態「ビーミングライフストア」で12月19日まで実験を行う。
実証実験の結果を踏まえて、他の商品や店舗にも広げることを検討する。
ビームスではこれまで、店舗での棚卸しや物流センターでの検品など作業効率向上のためにRFIDを活用してきたが、顧客サービスに応用するのは初めて。