【西友】 不採算30店舗を閉鎖、改装は50店舗
西友は10月30日、会社全体の収益性を高めるために約30の不採算店舗を閉鎖することを明らかにした。一方で、生鮮食品と総菜の強化に焦点を当て、2015年までに既存の約50店舗を改装する。総菜などを手早く購入できるようレイアウトを変更したりする。
生鮮の品質管理を強化するために15年中にすべての物流センター(DC)に専用施設と専門チームを設置、青果の主要品目についてDCでの出荷前検査を一元的に行う体制を整える。畜産品、水産品にも同様の取り組みを広げる。
また、100%子会社で弁当・総菜専門店の若菜では自社工場への設備投資を加速、最新の調理器材を導入するなどして生産の拡充と生産性向上を進める。
一方、「SEIYUドットコム」については今後3年間で配送・受注能力を拡大、店頭にある商品を顧客の自宅まで届けるネットスーパーのサービス対象地域を東京都心・近郊エリアの全域に拡張する。