ライフコーポレーションが発表した2014年3~8月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比9.0%増の2866億円、営業利益が33.3%増の46億円と増収増益だった。
同社は7月と9月に業績予想を上方修正しているが、営業利益はその予想を若干上回った。消費増税の影響による落ち込みが想定より小さく、既存店は3.7%の増収と好調だった。農畜産物の相場高を一部価格転嫁したことなどにより、生鮮品を中心に客単価や粗利益率も向上した。既存店の客数は1.6%増、客単価は2.1%増だった。粗利益率は0.1ポイント改善して、26.9%となった。
上半期は6店舗を新設したが、下半期は3店舗を追加出店する。15年2月期通期では営業収益が7.5%増の5750億円、営業利益が18.5%増の90億円を見込む。