ホームセンターのジョイフル本田(茨城県土浦市)が発表した2014年6月期の連結業績は、売上高が前期より5100万円(0.03%)少ない1767億円、営業利益が9.6%減の91億円と減収減益だった。
同社は今年4月に東証1部に上場しており、今回が上場後初の本決算だった。売り場面積5万平方メートル以上の超大型店が主力の同社は、店舗数が15店舗と少なく、2011年3月にオープンした千代田店(群馬県)以来、新規出店がない。減収減益は2期連続。
毎月20日締めの月次売上高では、増税前の駆け込み需要を取り込んだ4月は既存店ベースで11.0%増と大きく伸びたが、5月が12.7%減、6月が7.7%減と反動も大きかった。
15年6月期は、売上高が0.2%増の1771億円と3期ぶりの増収を見込むが、営業利益は1.1%減の90億円と3期連続の減益を予想する。