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【ミニストップ】 3~5月期は2億円の営業赤字、中国・韓国不振で

 ミニストップが発表した2014年3~5月期連結業績は、営業損益が2億3200万円の赤字(前年同期は2億4000万円の黒字)だった。国内事業を統括するミニストップ単体では2億500万円の黒字だったが、中国と韓国の現地子会社の赤字幅が膨らんだのが要因。中国の青島ミニストップは2億800万円の営業赤字(前年同期は1億6200万円の赤字)、韓国ミニストップは2億7000万円の赤字(前年同期は1億6800万円の赤字)だった。

 同社では、「韓国・中国とも足下の状況では1店舗当たりの売上げが前年を上回っており、特に韓国では今後の連結業績に寄与できる見通し」としている。ただ、国内のミニストップも3~5月期の既存店売上高は4.3%減と苦しい状況が続いている。客単価は1.0%伸びているが、競争の激化などで客数が5.2%減っており、客離れが止まらない。

 15年2月期通期では連結営業利益は前期比12.1%増の52億円と増益を見込んでいる。