食品スーパー最大手のライフコーポレーションは2015年2月期に首都圏6店舗、近畿圏5店舗の計11店舗を出店する。前期の14店舗に比べると3店舗の減少となるが、12年2月期から4年連続での2ケタ出店で事業規模の拡大を図る。
同社は13年2月期に食品製造子会社の日本フードを連結化したが、これを除く単体ベースでみると15年2月期の売上高は5600億円を見込んでおり、2ケタ出店を始める直前の11年2月期の4808億円に比べて4年間で16.5%増、金額にして約800億円の増加となる。
積極出店に伴う減価償却費の増加や水道高熱費の値上がりなどから、14年2月期の単体営業利益は1.2%減の72億円と2年連続の減益となったが、今期は5.4%増の76億円と3年ぶりの増益となる見通しだ。
同社が発表した14年2月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が2.9%増の5349億円、営業利益が3.1%増の76億円で連結ベースでは増収増益を確保。単体での既存店売上高も0.2%のプラスだった。