食品スーパーのハローズはこのほど、日本政策投資銀行が実施する地方企業の成長支援融資制度「地域元気プログラム」を活用して、出店資金の一部を調達した。
自治体との間で災害時における支援協力協定を結んでいることなど地域社会への貢献に取り組んでいることが評価され、低利での融資を受けることができた。借入金額は2億5700万円で、昨年12月に開業した「ハローズ鳴門店」の建設資金の一部に充てる。
「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を生かした企業の成長を後押しする日本政策銀行の取り組みとして、2010年5月に始まった。
鳴門店はハローズにとって徳島県初進出となる店舗。同社は広島・岡山の両県を地盤に24時間営業の店舗を60店舗展開、近年は四国への出店を強化している。