マツモトキヨシホールディングスは11月14日、北陸が地盤の示野薬局(金沢市)を買収すると発表した。
示野薬局は「シメノドラッグ」などの店名で石川・富山・岐阜の3県にドラッグストア63店舗、調剤薬局3店舗を展開、2013年3月期は売上高173億円を上げている。
同社の株式を100%保有するファルコSDホールディングス(京都市)から全株式を55億円で買い取る。株式の譲渡日は12月16日の予定。
示野薬局の買収によってマツキヨHDは店舗網の薄い北陸での地盤を強化する。
なお、同日、マツキヨHDが発表した2013年4?9月期の連結業績は売上高が前年同期比4.6%増の2381億円、営業利益が12.5%増の94億円だった。グループで54店舗の新規出店効果に加えて、既存店も増収を確保し、2ケタの増益を達成した。