ドラッグストア大手のカワチ薬品は10月21日、2014年3月期通期の業績予想を下方修正した。
売上高は前期比4.9%増の2430億円で従来予想より70億円の引き下げ、営業利益は8.7%減の75億円で同じく25億円の引き下げとなった。従来予想では21.8%の営業増益を見込んでいたが、一転して減益予想となった。
13年4~9月期の売上高が予想を下回ったのが要因。全店売上高は前年同期比3.7%増、既存店売上高は0.3%増といずれも前年実績を上回ったものの、計画には届かなかった。また、他業態との競合もあり粗利益率が悪化、4~9月期の営業利益は14.8%減の38億円にとどまり、期初予想を17億円下回った。