【イオン】　イオンリートが上場承認、資産総額約1590億円

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 イオンは10月17日、全額出資子会社のイオンリート投資法人が東京証券取引所の不動産投資信託（REIT）証券市場への上場承認を受けたと発表した。上場は11月22日の予定。

 同投資法人はイオングループの国内ショッピングセンター（SC）16物件、マレーシアの１物件を取得して、賃料収入を投資家に分配する。当初の資産額は1589億円となる見込み。

 物件を保有するイオン、イオンモールおよびマレーシア現地法人は、物件売却後も建物を賃借してSCの営業を続ける。売却によって得た資金は主にアジアでの大型SC開発の資金に充てる。

 イオングループでは今後も継続的に自社物件をイオンリートに売却することで、資金の早期回収を図り、成長投資に振り向けていく方針だ。