【セブン&アイ】 コンビニと金融事業が牽引して過去最高益、3~8月期

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 セブン&アイ・ホールディングスが発表した2014年2月期上半期(13年3~8月)の連結業績は、コンビニエンスストア事業と金融関連事業が全体を牽引し、営業利益は前年同期比11.8%増の1645億円と上半期としては過去最高を更新した。経常利益(1648億円)、純利益(833億円)も過去最高だった。

 コンビニエンスストア事業ではセブンーイレブン・ジャパンがセルフ式ドリップコーヒー「セブンカフェ」などオリジナル商品の販売好調で既存店が1.7%の増収と堅調に推移。出店強化で店舗数が759店舗の純増となったこともあり、営業利益は11.3%増の1113億円となった。

 米7-イレブンはドルベースでの営業利益は減益だったが、円安効果で円ベースの営業利益は17.0%増えて207億円となった。

 セブン銀行を中心とする金融関連事業も営業利益が22.9%増の228億円と全体の増益に寄与した。

 その他の主要子会社では、イトーヨーカ堂の営業利益が約3.5倍の26億円。既存店売上高は直営売り場のテナントへの切り替えの影響もあって3.6%減だったが、粗利益率が0.3ポイント改善して29.8%になったことが効いた。

 ヨークベニマルは既存店が0.6%の減収、粗利益率は0.2ポイント悪化の25.4%となったが、新店効果などもあり営業利益は65億円と11.4%増えた。

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