イオンは同グループの旗艦ショッピングセンター(SC)と位置付ける「イオンモール幕張新都心」を千葉市美浜区の本社近くに12月20日オープンする。
総賃貸面積は約12万8000平方メートルで、イオングループのSCとしては「イオンレイクタウン」(埼玉県越谷市)に次ぐ2番目の規模。グループのディベロッパー会社、イオンモールが約500億円を投じて開発・運営する。
同SCは総合スーパー「イオン幕張新都心店」が核店舗となる「グランドモール」、日本初上陸となる子ども向けの仕事体験型テーマパーク「カンドゥー」やナムコと東映の共同による特撮ヒーロー娯楽施設「東映ヒーローワールド」などが入る「ファミリーモール」、スポーツ用品専門店「スポーツオーソリティ」と家電量販店「ノジマ」を中心とした「アクティブモール」、イオンペットの最大規模店舗「ペコス」を核とした「ペットモール」の4つの建物で構成され、それぞれの建物は2階部分の歩行者用デッキで結ばれる。
総テナント数は350店で、吉本興業が関東で3つめとなる常設劇場「よしもと幕張イオンモール劇場」を出店するほか、SC内に10ヵ所以上のイベントスペースを設けるなど物販テナントの数を抑えて、エンターテインメント機能を充実させたことが特徴となっている。
売上げ目標は公表していないが、年間3000万~3500万人の来場を見込む。