【マツキヨHD】 既存店堅調で営業利益は28.8%増、4~6月期
ドラッグストア最大手のマツモトキヨシホールディングスが発表した2013年4~6月期の連結業績は、売上高が前年同期比6.2%増の1182億円、営業利益が28.8%増の51億円と増収増益だった。
既存店売上高が4月と5月は前年同月比2.1%増、6月は3.5%増と好調に推移、処方箋の取扱いが増えたことなどから売上総利益率が1.0ポイント改善して28.8%となったことで営業利益が大幅に増えた。
店舗に関しては期中に23店舗(フランチャイズ2店舗を含む)を新設、9店舗を閉鎖するなどスクラップ&ビルドを積極的に進め、既存店改装も34店舗で実施した。こうした施策が既存店の増収につながった。
14年3月期通期の業績見通しは、売上高が前期比3.0%増の4700億円、営業利益が1.6%増の200億円と従来予想を据え置いた。