イオンは7月30日、国際標準化機構(ISO)が認証するエネルギー管理の規格「ISO50001」を取得したと発表した。
ISO50001はエネルギーの体系的な運用管理のために必要な手順や要求事項を具体的に定めたもので、小売業として同規格の承認を取得したのは国内では初めて。同社では店舗を中心とするエネルギーの効率化にグループ一体となって取り組むため、認証を取得したとしている。
イオンはエネルギー使用量を従来比で20%以上削減する「エコストア」の開発などによって、2020年度に10年度比でエネルギー使用量を50%削減する目標を掲げている。
今年に入って、このエコストアに災害時などに地域の拠点となるコミュニティ機能を付加した次世代ストア「スマートイオン」の出店も進めている。