イオンは電気自動車(EV)向けの充電ステーションの設置を広げる。現在、イオングループのショッピングセンター(SC)や総合スーパー(GMS)など43ヵ所に95基の充電器を設置しているが、既存店約470ヵ所と今年度以降に開店するすべてのSCと大型GMSにEVステーションを設置、2014年度末までに全国約490ヵ所・1150基の充電器網を整備する。
充電ステーションの拡充投資には政府の補助金も活用する。充電器の利用は現在無料だが、継続的にサービスを提供していくため14年度をめどに有料化する。イオンの電子マネー「WAON」を利用する支払いシステムを構築する。今年度中には沖縄県内の店舗で有料化の実験を始める予定だ。