マツモトキヨシホールディングス(HD)の2014年3月期連結業績は、営業利益が1.6%増の200億円と前の期に続いて過去最高益を更新する見通しだ。13年3月期はグループで91店舗(フランチャイズ1店舗を含む)を出店したが、今期も新規出店やM&A(買収・合併)などを通じて積極的な事業拡大を図り、売上高は3.0%増の4700億円を見込む。
同社は昨年5月にダルマ薬局(宮城県)、10月にモリスリテール(兵庫県)と地方のドラッグストア2社を子会社化する一方、9月には南近畿の有力スーパーのオークワ(和歌山県)とフランチャイズ契約を結んだ。これらの結果、13年3月期は売上高が5.0%増の4563億円、営業利益が8.7%増の196億円と増収増益を記録した。
なお、同社では6月27日付で執行役員の松本貴志氏がマツモトキヨシ常務取締役を兼務したままマツモトキヨシHD取締役営業統括管掌に就任する人事を決めた。