【ファミマ】調剤薬局向けのFCパッケージを開発、一体型店舗展開へ
ファミリーマートはコンビニエンスストアと調剤薬局の一体型店舗を開発し、個人経営の調剤薬局などを対象にフランチャイズ(FC)加盟店を募る。
同社はこのほど、中小の調剤薬局向けに医薬品の仕入代行サービスを行うメディカルシステムネットワーク(札幌市)とFCパッケージの共同開発を目的に業務提携した。今夏にもメディカルシステム社直営の調剤薬局でファミリーマートの商品やサービスを取り扱う一体型店舗の実験を開始、ノウハウを確立した上でFC加盟店の募集に乗り出す。
メディカルシステム社は自社グループの直営店と仕入代行サービスを利用する一般加盟店を合わせて全国に1033店舗(3月末現在)の調剤薬局ネットワークを持つ。まずはメディカルシステム社の一般加盟店を対象にFC加盟を呼びかける。
一方、ファミリーマートは5月1日、調剤薬局運営のファーマライズホールディングス(東京都中野区)とFC加盟契約を結んだ。ファーマライズ社は今夏をめどにコンビニと調剤薬局の一体型店舗を開店する予定。同社は北海道から九州まで約200店舗の調剤薬局を展開している。