ドラッグストア大手のカワチ薬品(栃木県小山市)は4月17日、2013年3月期の連結営業利益が前期比18.3%減の82億円になったようだと発表した。従来予想は100億円で、今期2度目の下方修正となる。期初予想は前期比10.5%増の111億円だった。
同社によれば売上高が予想を下回ったのが減益の主な原因。通期の売上高は2316億円で従来予想を74億円下回ったが、前期に比べれば4.2%増だった。
一方、店舗の収益性低下で減損損失30億円を特別損失に計上するため、純利益は従来予想を34億円下回り、前期比53.6%減の20億円となる見込みだ。