【青山商事】 百貨店に初出店、大丸の札幌店・心斎橋店に
紳士服専門店大手の青山商事(広島県福山市)は3月6日、「大丸札幌店」(札幌市)に同社の新業態「ユニバーサルランゲージ」を出店した。同社が百貨店に出店するのは、今回が初めて。13日には「大丸心斎橋店」(大阪市)にも出店する。
ユニバーサルランゲージは主力業態「洋服の青山」よりファッション性を高めた都市型業態で、2004年10月に渋谷に1号店をオープンして以来、首都圏で3店舗を展開してきた。「洋服の青山」が郊外立地を中心とするのに対して、都心部やターミナル駅の商業施設を中心に出店している。
大丸札幌店に出店する店舗の売り場面積は20坪(66平方メートル)、大丸心斎橋店の店舗は33坪(約110平方メートル)で、従来の5分の1程度。このため、品揃えを紳士服に絞り込み、ジャケットやスーツを中心に販売する。価格帯はジャケットが2万6900~3万9900円、スーツが4万9000~6万9000円。
郊外型の紳士服チェーンでは、はるやま商事(岡山市)が若者向け業態の「P.S.FA」を「大丸梅田店」(大阪市)と「大丸札幌店」に出店している。