【マツキヨ】 12年4~12月期の営業利益は8.9%増、子会社増などで
マツモトキヨシホールディングスが発表した2012年4~12月期の連結業績は、売上高が前年同期比5.8%増の3453億円、営業利益が8.9%増の144億円だった。
12年5月に東北が地盤のダルマ薬局(仙台市)、10月に兵庫県南部が地盤のモリスリテール(兵庫県高砂市)を子会社化した効果が出たほか、6月を除いて既存店売上高もプラスとなるなど堅調に推移した。
店舗については関東を中心に62店舗(フランチャイズ1店舗を含む)を新設する一方、スクラップ&ビルドを含めて48店舗を閉鎖。連結子会社を含むグループ店舗数は期初から84店舗増えて、1341店舗となった。
13年3月期通期の業績については従来通り、売上高が3.5%増の4500億円、営業利益が3.3%増の187億円を見込む。
なお、12年12月に創業80周年を迎えたことを記念して期末に10円の増配を実施、年間配当を50円とする。