【ヤオコー】 新社長に37歳の川野澄人副社長が昇格、今年4月
食品スーパー大手のヤオコーは1月15日、川野澄人副社長(37歳)が4月1日付けで社長に昇格する人事を発表した。
川野清巳社長(64歳)は代表権のある取締役に就き、6月の株主総会後に相談役に退く。
川野澄人副社長は川野幸夫会長(70歳)の長男で、清巳社長の甥。
新社長に就く澄人氏は1998年に東京大学経済学部を卒業後、日本長期信用銀行(現・新生銀行)に入社、01年4月ヤオコーに入社して06年8月坂戸千代田店店長、08年3月グロッサリー部酒・ギフト担当部長、09年1月グロッサリー部長、同年6月取締役、11年6月常務取締役を経て、12年2月から代表権のある副社長に就いていた。
ヤオコーは食品スーパー最大手のライフコーポレーションと業務提携の協議に入っており、同社の岩崎高治社長(46歳)と澄人氏が若手社長同士で今後、提携の具体的な内容を詰めていくことになる。