食品スーパー最大手のライフコーポレーションは9月21日、2012年2月期の連結営業利益が従来予想より40億円少ない71億円になりそうだと発表した。同社は今年5月に食品加工の日本フードを完全子会社化し、今期から連結決算に移行するが、前期の単独営業利益と比べて35.8%の減益となる。
主な要因は3~8月期の既存店売上高が予想を下回り、前年実績割れとなったため。また、販売強化のための価格対応で粗利益が減少、既存店改装投資の前倒しや来期以降の出店に備えた人員増なども利益を押し下げた。
売上高に当たる営業収益は12年2月期通期で従来予想より50億円少ない5200億円を見込む。