セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン銀行は9月6日、米国のATM(現金自動預け払い機)運営専門会社大手のフィナンシャルコンサルティング&トレーディング・インターナショナル(FCTI)を買収すると発表した。
10月1日付けで同社の全株式を約1億3000万ドル(約101億円)で買い取る。
FCTIは全米に展開する大手の小売業者を中心に取引があり、自社で所有するATM約2500台(5月末現在)を小売店などに設置している。2011年度の売上高は4200万ドル(約33億円)。
今回の買収によってセブン銀行は海外ATMの本格的な展開に乗り出す。