【マクドナルド】単価下落など響き19%の営業減益、1~6月期
日本マクドナルドホールディングスが発表した2012年1~6月期の連結業績は売上高が前年同期比1.2%減の1463億円、営業利益が19.0%減の118億円と減収減益だった。
直営店からフランチャイズチェーンに転換する店舗が減少し、店舗売却益が減ったほか、客数を増やすために低価格メニューを増やしたことで客単価が落ちた。既存店の客数は2.7%増えたが、単価下落で既存店売上高は1.6%減少した。
一方、フランチャイズ加盟店を含むチェーン全店売上高は1.0%増えた。
下期は単価の高い商品を投入することで客単価が上向くと見ており、12年12月期通期の業績は従来通り売上高が0.9%増の3050億円、営業利益が4.3%増の294億円と増収増益を見込んでいる。