クスリのアオキ、営業利益は60％増の34億円に、12年５月期

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　北信越が地盤のドラッグストア、クスリのアオキ（石川県白山市）は６月７日、2012年５月期の連結営業利益が前期比60.4％増の34億円になったようだと発表した。従来予想を４億円上回り、過去最高益を更新した。

　店舗改装で食品の品揃えを拡充したり、エリア単位での販促を強化したりしたことで客数が増加。既存店売上高は４月が12.2％増、５月が20.1％増となるなど好調に推移している。

　また、処方箋の取り扱い増加、化粧品など粗利益率の高い商品の接客販売を強化したことで、全体の利益が伸びた。

　売上高は従来予想より22億円多い761億円（前期比17.7％増）、純利益は同じく２億円多い20億円（約1.9倍）となったようだ。

　同社は５月20日現在で178店舗を展開、そのうち78店舗が調剤薬局併設店、５店舗が調剤専門薬局となっている。