【サークルKS】営業益は18%増の219億円、既存店は3%のプラス、前期決算

2012/04/11 00:00
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 サークルKサンクスが発表した2012年2月期の連結業績は、直営店売上高と加盟店からのロイヤルティ収入などを合わせた営業総収入が前期比2.3%減の1877億円、営業利益が18.2%増の219億円だった。

 

 直営店からフランチャイズ加盟店への切り替えを進めたことと、子会社だった生鮮コンビニの99イチバをユニーに譲渡したことから営業総収入は減ったが、値入率の高い弁当・総菜、デザート類などの売上高が伸びたことで増益となった。

 

 商品の値入率は前期から0.6ポイント低下の27.1%だったが、これはたばこやサービス商品(チケットなど)の売上構成比が高まったためで、たばことサービス商品を除けば約37%で前期を上回った。

 

 既存店の売上高はたばこの値上げ効果で3.1%の増加。たばこを除く一般商品の既存店売上高は2.8%減だった。

 

 13年2月期については既存店が1.5%の減収、値入率は27.4%の計画を前提に営業総収入は12.3%減の1646億円、営業利益は0.8%増の225億円を見込む。店舗についてはエリアフランチャイズを含む連結ベースで379店舗を新設、255店舗を閉鎖の予定で124店舗の純増、期末店舗数は5672店舗となりそうだ。
 

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