【コメリ】電気自動車のカーシェアリングサービス、4月1日から開始
ホームセンター大手のコメリ(新潟市)は4月1日、電気自動車(EV)のカーシェアリングサービスを始める。大型ショッピングセンターが駐車場にEVの急速充電器を設置したり、ガソリン車のカーシェアリングサービスを実施したりする例はあるが、EVのカーシェアリングサービスを小売業が手がけるのは初めて。
三井物産子会社のカーシェアリング・ジャパンと業務提携、JR燕三条駅前にあるコメリ三条金物資材館の敷地内に貸し出し車両として「日産リーフ」3台を用意する。新潟市南区にあるコメリ本社には年間で延べ1万3000社の取引先が訪れるが、その多くはJR燕三条駅との間約9.5キロメートルをタクシーやレンタカーなどで往復している。
コメリのカーシェアリングサービスは利用料金が10分200円(最短30分)からで、タクシーなどを利用するより大幅に割安。また、ガソリン車の往来で発生する二酸化炭素の排出量を年間で15%程度削減できるとみている。急速充電器は三条金物資材館とコメリ本社の両方に設置する。