【食品スーパー売上高】2月の既存店は0.9%増、うるう年で7ヵ月ぶりのプラス
日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体がまとめた加盟280社の2月の売上高(速報)は全店ベースで3.3%増、既存店ベースでは0.9%増だった。既存店が前年実績を上回るのは7ヵ月ぶり。うるう年で営業日が前年より1日多かったことがプラスの要因。
既存店ベースの売上高を商品別に見ると水産が1.0%減となったほかは全部門がプラスだった。相場高の青果が2.7%増、節分の恵方巻きなどがよく売れた総菜が1.5%増、ヨーグルトなどが好調だった日配が1.6%増となった。
エリア別の既存店売上高は、東海が0.6%減、関西が1.1%減と苦戦。そのほかの地域はプラスだったが、北海道・東北(3.8%増)、北信越(2.3%増)、中国・四国(2.0%増)が特に好調で、首都圏は0.6%増と微増だった。