【SC売上高】ファッションビルなど好調で既存店売上高は2ヵ月連続のプラス
日本ショッピングセンター(SC)協会が発表した1月のSC売上高は2兆6622億円(推計)で、既存店ベースでは前年同月比0.1%増と2ヵ月連続のプラスとなった。
総合スーパーや百貨店などのキーテナントは2.0%のマイナスだったが、専門店などのテナントが1.1%伸びた。全国的に気温が低かったことから月前半の冬物セールでは重衣料などがよく売れた。後半は雪の影響で客足が鈍ったSCもあったが、都市部のファッションビルなどでは活況が続いた。
地域別にみると、近畿(2.0%減)、四国(3.1%減)、九州(0.3%減)が前年割れ。東北は復興需要で7.5%増と好調が続き、北海道(2.2%増)、中国(2.2%増)も堅調。関東は前年並みだった。