食品スーパー最大手のライフコーポレーションが発表した2011年3~11月期の業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比4.2%増の3719億円、営業利益が12.3%増の75億円だった。
3~8月期の22.6%増に比べて増益ペースは鈍ったが、販売管理費の増加を粗利益率の改善などで吸収することにより、2ケタの営業増益を確保した。
店舗については、9月に吉川栄町店(埼玉県)と春日野道店(兵庫県)、10月に弁天町店(大阪府)、11月に葛飾白鳥店(東京都)とあびこ店(大阪府)を出店、期初からの累計出店数は10店舗となった。
なお、12年2月期通期の業績見込みについては、営業収益(5013億円、4.3%増)と営業利益(104億円、3.5%増)は従来予想を据え置いたものの、純利益については12年度から適用される法人税改正の影響で41億円から36億円(8.9%増)に引き下げた。