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【セブン&アイ】クレディセゾンと包括提携、合弁でカード会社設立

 セブン&アイ・ホールディングスは3月17日、大手カード会社のクレディセゾンと包括的業務提携を結ぶと発表した。クレディセゾンは現在、セブン&アイ傘下のそごう・西武からクレジットカード事業を請け負っているが、この事業を行うための子会社を今年8月に設立。その子会社に2011年4月をめどにセブン&アイ傘下の中間持株会社、セブン&アイ・フィナンシャル・グループが51%を出資し、連結子会社化する。さらに、13年3月までにこの合弁会社にアイワイ・カード・サービスの事業を統合し、グループのカード事業を一本化すると共に、グループ共通のポイント導入を検討する。

 また、クレディセゾンによるセブン&アイ・グループ店舗への会員送客、金融商品に関する協力、アジアでのカード事業の展開などについても今後、検討を進める。

 セブン&アイ・グループでは、そごう・西武のカード事業(ミレニアムカードセゾン、クラブ・オンカードセゾン)で303万人(09年9月末)、アイワイカードで290万人(09年8月末)の会員を有している。