【コメリ】上期で1000店舗に到達、通期で年商3000億円達成へ
ホームセンター大手のコメリ(新潟市)は2010年度上期(4~9月)に16店舗を出店、9月末時点での店舗数が1001店舗と国内ホームセンターとしては初めて1000店舗を超えた。7月には「1000店舗達成記念セール」を実施、同月の既存店売上高は前年同月比10.0%増と大きく伸び、上期トータルでも1.0%増と前年実績を上回った。
同社は通常のホームセンター業態、大型の「パワー」業態、小型の「ハード&グリーン」業態を展開しているが、農村部など人口が少ない商圏でも成り立つハード&グリーンが861店と店舗数では圧倒的多数を占める。
同社は沖縄県を除く全国46都道府県に店舗網を持つが、市町村レベルではまだ未出店地域が多く、今後も積極的な出店を続けていく方針。10年度下期には、ホームセンター業態2店、パワー業態3店、ハード&グリーン業態29店の計34店を出店し、通期の営業収益(売上高と不動産収入などの合計)で3000億円の達成を見込んでいる。