イオンは3月25日から開始していたドラッグストアのCFSコーポレーションに対する株式公開買い付け(TOB)を5月6日に終了、買付予定数通りの430万株を1株当たり600円、合計25億8000万円で取得した。これにより、イオンのCFSへの出資比率は33.25%から46.52%にまで上昇した。イオンは今後、CFSが実施する第3者割当増資を引き受け、出資比率を51%にまで高める。
イオンはCFSが食品スーパー事業を分離して設立したイオンキミサワ(静岡県函南町)の全株式を8月21日に買い取る予定。CFSはドラッグストア事業に特化することで、収益力の向上を図る。