マツモトキヨシホールディングスは11月4日、2009年9月中間期(4~9月)の利益予想の上方修正を発表した。連結営業利益は5月14日発表の予想に比べて7億円増の80億円、純利益は12億円増の48億円を見込む。広告宣伝費の削減、ポイント管理費用や特売の抑制などの経費削減効果が出た。一方、消費の冷え込みに加え、6月施行の改正薬事法の影響で価格競争が強まったことなどから既存店売上高は前年を下回り、連結売上高は前回予想を3億円強引き下げて1976億円とした。
10年3月期通期の連結業績予想は売上高4000億円(前期比2.0%増)、営業利益164億円(0.5%増)、純利益86億円(11.3%)増でいずれも据え置いた。