【コンビニ売上高】1月の既存店は5.1%増、タバコの値上げ効果出る
日本フランチャイズチェーン協会がまとめた主要コンビニエンスストア10社の1月の既存店売上高は前年同月比5.1%増と好調で、3ヵ月連続のプラスとなった。タバコのまとめ買い需要で既存店が12.9%増と大きく伸びた昨年9月を除けば、タスポ効果が持続していた2009年4月(6.4%増)以来の高い伸びとなった。
昨年10月の値上げ前にタバコをまとめ買いしていた喫煙者の客足が戻り始め、値上げ分が上乗せされて販売額が伸びた。既存店ベースの客数は0.7%の微増だったが、客単価は4.4%増えた。
商品別売上高(全店ベース)は、タバコを含む非食品が13.2%の2ケタ増。全国的に気温の低い日が続いたことでおでんなどの販売が伸び、主力の日配食品も5.3%増と堅調だった。
全店ベースの売上高は6575億円で7.2%増、店舗数は4万3393店で1.6%増えた。