北関東と東北を地盤とするドラッグストア大手のカワチ薬品(栃木県小山市)が発表した2009年4~12月期の連結業績は、売上高が前年同期比1.5%増の1760億円、営業利益が2.4%増の59億円と増収増益を確保した。既存店売上高は1.7%減と落ち込んだが、10店舗の新規出店で増収を維持した。この10店舗のうち7店舗は調剤薬局併設型とした。省エネ対策機器の導入による水道光熱費の抑制、円高と原油安による消耗品・備品の調達コスト減も増益に寄与した。
10年3月期通期では売上高2410億円(前期比3.0%増)、営業利益81億円(4.4%増)、純利益41億円(67.1%増)を見込む。