首都圏でディスカウントストアや食品スーパーなどを展開するOlympic(オリンピック、東京都国分寺市)は、東京都心に2店舗をオープンする。
9月8日、事業子会社のハイパーマーケット・オリンピックを通じて、港区北青山の地下鉄表参道駅から徒歩5分の場所に「オリンピック青山店」を開業する。売り場面積は約800平方メートルと小型の店舗で、地上8階建ての住宅・商業施設複合ビルの地下1階部分に出店する。食品は取り扱わず、日用品や衣料、スポーツ用品、家電製品などを低価格販売するハイパーストア業態で、初年度の年商目標は6億円。
また、10月6日にはJR中央線大久保駅から徒歩8分の場所に「オリンピック北新宿店」をオープンする。こちらは売場面積約920平方メートルの食品スーパー業態で、子会社フードマーケット・オリンピックが運営する。初年度の売上高は12億円を見込む。
オリンピックではここ数年、不採算店の閉鎖や既存店の改装を優先し、新規出店を控えてきた。新規出店は2007年3月の大倉山店(横浜市港北区)以来、2年半ぶり。両店の出店によってオリンピックの店舗数は48店舗となる。