イオン系ドラッグストアのCFSコーポレーションは10月7日、既存店のハックドラッグ磯子広町店を大幅に改装し、コンビニエンスストアとドラッグストアを融合させた新業態「れこっず磯子広町店」(横浜市磯子区)としてオープンする。
同店はミニストップとCFS、タキヤのイオン系3社が今年8月に設立した新会社「れこっず」と共同開発した新業態1号店。これまで、ドラッグストアとコンビニが併設出店したり、ドラッグストアが売り場の一部をコンビニとしてフランチャイズ運営する例はあったが、看板やレジを統一し、完全に一体化させた店舗は珍しい。
同店では弁当や酒・たばこを販売するほか、公共料金の収納代行、宅配便の受け付けなども行い、ATMも設置する。ミニストップと同様、店内には飲食スペースを設ける。
3社は直営店でノウハウを確立した後、れこっずのフランチャイズチェーン展開に乗り出す計画だ。