【米ターゲット】都市部に小型業態「シティターゲット」、1号店は来年
米ディスカウントストア(DS)大手のターゲットは2月15日、シカゴ市のダウンタウンに小型業態「シティターゲット」の1号店を出店すると発表した。オープンは2012年。
著名建築家のルイス・サリバン氏が設計したことで知られるビル「サリバン・センター」の2フロアを借りて、出店する。同ビルには2007年まで百貨店が入居していた。
売り場面積は5万4000平方フィート(約5000平方メートル)でターゲットの標準店舗の半分以下。生鮮を含む食品から衣料品まで、衣・食・住の商品カテゴリーをフルラインで揃える。2号店以降の計画は明らかになっていないが、都市部に出店する小型業態は「シティターゲット」の店名で展開する。
米国ではDS最大手のウォルマートも都市部での小型店出店を強化する方針で、現在、物件探し急いでいる。