【イオン】CFSを1株600円でTOB、36億円で増資も引き受け
イオンは3月24日、同社が筆頭株主となっている有力ドラッグストア、CFSコーポレーションの株式に対して、1株600円でTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付期間は3月25日から5月6日まで。最大で430万株を25億円で取得し、持株比率を現在の33.22%から46.53%に引き上げる。
また、CFSが実施する第三者割当増資で600万株を36億円で引き受け、出資比率を最終的に51%にまで上げ、子会社化する。
イオンは3月9日にCFSへの出資比率を51%をめどに過半数まで引き上げ、子会社化すると発表していたが、具体的な方法や時期については後日決定するとしていた。子会社化した後は、CFSから食品スーパー事業を分離、イオン傘下の食品スーパーと統合するなどして収益力を高める方針だ。